サクッとお金を借りるコツ!即日審査の攻略法

返済しなくても良い借金!?便利な質屋の仕組みと注意点を解説

即日現金を作りたい!というときに、質屋を思い浮かべる人は多いと思います。

しかし、質屋の仕組みを知っている人は、案外少ないのではないでしょうか。

最近では、リサイクルショップでの買取も多く、質ではなく買取をイメージするかもしれません。

質屋は、品物を質にしてお金を借りる借金方法のひとつです。

この記事では、質屋の仕組みや利用の注意点、気になる疑問について、詳しく解説します。

質屋の仕組みは借金の一種

「質屋」は、一言でいうと、借金方法のひとつです。

カードローンとの違いは、担保が必要なこと。この担保は、不動産ではなく、価値のある動産です。貴重品を質屋の担保にすることを質入れなどと言います。

貴重品を質屋に預けて、お金を借り、元金と利息を返済すると品物を返してもらえます。もし返済できない場合は、品物は質屋が売却する仕組みです。返済できず品物が売りに出されることを、質流れと言います。

リサイクルショップの買取と似ていますが、別物です。ただ、買取と質屋を一緒に運営している店舗もあるので、どちらか良いかは状況に応じて検討すると良いでしょう。

質屋でお金を借りる5つのメリット

上記でお伝えしたように、質屋はお金を借りるシステムです。お金を借りる方法には、カードローンもありますが、質屋を利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

返済できなくても問題が生じない

カードローンでお金を借りると、返済できなくなったら大問題です。

質屋では、お金を借りるのですが、返済できなくても品物を失うだけで、大きな問題になりません。

お金の取り立てがないので、日常生活を壊されることも精神的なストレスもほとんどないでしょう。

質入れした品物に思い入れが強い場合を除いて、返済できなくても問題がないのは、大きなメリットです。

担保を取っているので、お金を返しても返さなくても「お好きにどうぞ」というのが質屋さんの考えです。質屋は、返済してもらえば利息が儲け。返済がなければ品物を売却して差額が儲け。どちらにしても儲けがでる仕組みなのです。

品物を取り戻せる

返済できれば質入れした品物を取り戻せるのもメリットと言えるでしょう。

リサイクルショップで買取してもらった場合は、品物を手放す以外に選択肢はありません。

しかし、質屋の場合は、お金を返すか品物を質流れするか自分次第なので、絶対に手放したくない物を取り戻すことができます。

大切な貴重品でも、給料日やボーナス日など返済できる目途がついているのであれば、質入れしてお金を借りられるので、臨時でお金が必要になったときにはとても利用しやすいです。

信用情報に自信がなくてもお金を借りられる

過去に延滞や金融事故があるなど、信用情報に自信がない人でも利用できるのが質屋での借り入れです。

質屋で見るのは、質入れする品物の価値。

依頼人の信用情報を照会することがなく、質屋でお金を借りても信用情報に記録されることがありません。

今後のために信用情報に傷をつけたくない人も安心です。

人にお金をかりたことがバレない

質屋に品物を持ち込んでも、自宅に書類が送られてきたり、電話がかかってきたりすることがありません。家族との共有物を質入れしない限り、問題になることはないでしょう。

依頼人の返済能力は関係ないので、在籍確認で会社に電話がかかってくることもなく安心です。当然、友達にバレることもありません。

即日現金を借りられる

質屋での借り入れは、審査がありませんので、その場で即現金を借りられます。急ぎで現金が必要な時にはとても便利です。

すぐに借りられるのは、審査がないから。

その場で、品物を査定して、査定額を上限にお金を貸してもらえます。

質屋でお金を借りる3つのデメリット

質屋でお金を借りるメリットをお伝えしましたが、いいことばかりではありません。デメリットもありますので、お伝えします。

ブランド品など高価なものが必要

質屋でお金を借りるためには、そもそも質入れする品物が必要です。

質入れできる物は、どんなものでも良いわけではなく、一般的には貴金属や骨董品、高価な家電製品など、金銭的価値のある品物が対象になります。

そのため、質入れできるような物を所有していない人は利用できません。

これは最大のデメリットかもしれません。

買取より得られる現金が少ない

質入れと買取は似ているようで違うとお伝えしましたが、実は得られる現金の額も違いがあります。

実は、買取の方が高額を受け取れます。

質入れの場合は、査定額より2割程度安い額になると考えておくと良いでしょう。すぐに売却するわけではなく、一定期間保管が必要だからです。

返済する気持ちが薄い場合や返済できない可能性が高い場合は、買取してもらった方が良いかもしれません。ただし、お店によっては、質入れした後でも買取に変更してもらえることがあり、この時の査定額に応じて差額分を追加で受け取れる可能性はあります。

質入れか買取か迷ったときは、どちらもやっている店舗を選んだ上で、後で変更できるか、変更して差額が出た場合にお金をもらえるかについて、先に確認しておくと安心です。

利息が発生する

お金を借りているので、利息が発生します。

質屋の利息は、一ヶ月ごとに発生する「月利」が一般的。利率は月利0.9%からで、借りるお金が高額になるほど安くなります。

店舗によって利率は異なりますが、100万円以上で1.2%、30万円~100万円で1.5%、10万円~30万円で1.8%、10万円以下で2.5%くらいが相場です。

お店によっては、かなり高い利率のことがあるので、利率はよく確認して利用することをおすすめします。

月利の利息計算は、単純に「借入額×金利」で一ヶ月の利息を求められます。質入れ日から翌月の同日までが一ヶ月です。

例えば、5月1日に30万円、月利1.5%で借りた場合では、6月1日に返済するなら、4,500円が利息となり、合計304,500円を返済すると品物を返却してもらえます。

預かり期間は原則三ヶ月

質入れした品物は、いつまでも預かってもらえるわけではなく、一定期間を過ぎると、売りに出されます。

預かり期間は、原則三ヶ月です。

毎月利息だけを支払えば、一ヶ月ずつ保管期間を延長できます。つまり売りに出されないので、取り戻せるまでの猶予期間が長くなります。

利息を支払っている限り、延長の上限はなく、いつまでも延長可能です。

一方、利息の支払いをしなくても問題ありません。

三ヶ月経過する前に、すべての月の利息をまとめて払っても品物を取り戻せます。

そして、利息の支払いがないまま三ヶ月経過すると、質流れします。

質流れするとき、基本的に連絡はありません。自動的に、即質流れとなり、一度質流れした品物は取り返せないので、注意しましょう。

支払いは店頭が基本

質屋でお金を借りて返済するときは、質入れした品物との交換になるので、店頭での支払いが基本です。このとき、本人確認書類も必要です。

利息だけを返済する場合は、振込も選べます。品物と交換ではないので、わざわざ店舗に行く必要はありません。人目が気になる場合も、質屋に行く回数は減らせるので振込できれば便利です。

複数質入れしたとき一部だけ取り戻せる

質屋には、一度に複数の品物を持ち込めます。複数質入れした方が借りられる現金は多くなり金利も低くなるので、複数持ち込むこともあるでしょう。

複数持ち込んだとき、全額返済できればいいですが、もし、全額返済できないときはすべて質流れしてしまうのでしょうか?

実は、質入れした一部の品物の品物の元金と利息を払えば、その品物だけを取り戻せます。

最終的に用意できた金額によって、取り戻す品物を選べるのも便利ですね。

質屋は何度も利用できる仕組み

前に利用した際に質流れした場合、もう利用できないと思いがちですが、質屋は別の貴重品を質入れして何度でも借り入れできます。

真面目な人ほど、質流れは返済できなかったことと捉え、質屋に悪いことをしたと思ってしまうかもしれませんが、質屋は質流れすることを悪いと思っていません。気にしなくて良いのです。

質入れした段階で、質屋は利益が発生しています。質屋にとっては大切なお客様。質入れできる品物があり、現金が必要なときは何度でも利用できます。

質屋の返済を強制されない借金の仕組みを活用しよう!

質屋は、返済を強制されない借金という面白い仕組みです。貴重品を所有している人にとってはとても便利でしょう。

ただし、利率が高い傾向があるので、必ず確認してから利用してください。

今は、カードローンや買取など、現金が必要なときに利用できるサービスが増えているので、どれを利用すると自分にとってお得なのか比較した上で、質屋の仕組みにメリットを感じたなら活用してみてはいかがでしょうか。

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