金欠時の強い味方!後払いアプリを活用してピンチを乗り切る方法
給料日前の金欠に悩んだ経験がある人は多いのではないでしょうか。
手元にある物を売って急場をしのぐのも良い方法ですが、売る物もないピンチのとき、お金を借りる当てもないのであれば、後払いアプリをおすすめします。
後払いアプリなら、現金がなくても、買い物ができて、クレジットカードの審査が通りにくい主婦でも使えるからです。
この記事では、後払いアプリのメリット・デメリットの他、活用方法をお伝えします。
お金に困ったときは後払いアプリが使える!
後払いアプリは、その名の通り、後払いで買い物ができるスマホアプリです。
クレジットカードに似ているのですが、クレジットカードではありません。
買い物をした代金は、翌月の支払い期限までに支払いをします。
指定日に引き落としされるのではなく、期日までなら自分の都合が良いときに支払いできるのが特徴。
「給料日まで少しお金が足りない!」というようなときに、助かります。
後払いアプリ3つのメリット
後払いアプリは、とても便利な仕組みです。
しかし、クレジットカードでもプリペイドカードでもないそのシステムは、どのようなものか分かりづらいと感じる人も多いでしょう。
ここでは、後払いアプリがどのようなものか理解するために、3つのメリットをお伝えします。
事前に現金チャージがいらない
一般的に思い浮かぶプリペイドカードや電子マネーは、事前にチャージしておく仕組みがほとんどです。
チャージする段階で、現金が必要。
つまり、プリペイドカードや電子マネーは、今お金がないというときに使うものではなく、ポイントなどお得に買い物するために利用するものです。
しかし、後払いアプリは、今現金がなくても買い物ができます。
デビットカードでもないので、口座と紐づける必要もありません。
事前に現金のチャージが不要なのが、後払いアプリの最大の魅力と言えるでしょう。
クレジットカードがいらない
プリペイドカードや電子マネーは、現金がなくてもクレジットカードと連携してチャージできるものもあります。
しかし、それらはクレジットカードを持っていない人やクレジットカードの審査に通りづらい人が使えません。
後払いアプリは、クレジットカードがなくても後払いで利用できるシステムです。
勤務先の在籍確認など、面倒な審査もありません。
在籍確認がネックでクレジットカードの申し込みを躊躇している人にとっては、心理的にも利用ハードルが低いかもしれませんね。
コンビニ払いができて便利
後払いアプリは、コンビニ払いができるものがほとんど。
銀行が営業している時間帯は動きづらくても、自分の都合に合わせて支払いできるので便利です。
口座振替が利用できるものもあります。
後払いアプリ3つのデメリット
後払いアプリはお金に困っているときに利用できて便利ですが、デメリットもあります。
ここでは、後払いアプリのデメリットを3つお伝えします。
借金になる
手軽に利用できるので携帯電話などの利用料金と同じ感覚になりやすい後払いアプリ。
利用に際して、心理的なハードルは低いですが、後払いアプリはクレジットカードと同じように借金です。
当然、返済が必要ですし、延滞すると督促を受けることになります。
ボーナス払い・分割払いができない
クレジットカードやローンでは、ボーナス月の支払いや分割払いができます。
しかし、後払いアプリでは、翌月の支払い期日までに全額支払いが必要です。
翌月までにお金の用意ができるときにしか使えません。
限度額が少ない
後払いアプリには、利用限度額があります。
限度額はアプリや利用者によって異なりますが、クレジットカードと比較して、使える限度額は少なめです。
3~5万円くらいを想定しておくと良いでしょう。
利用状況に応じて信用が蓄積されると、限度額が徐々に上がっていくことが多いです。
大きな家電製品の新品購入などには向いていません。
便利な後払いアプリ3選
後払いアプリの特徴が分かったところで、おすすめの後払いアプリを3つご紹介します。
どれも現金がないときに利用できて、支払期日までの期間が長いアプリです。
使い勝手が良いバンドルカード
「ポチっとチャージ」でチャージして、買い物ができるアプリです。
事前にチャージが必要ですが、チャージした額は後払いができるので、現金がないときでも利用できます。
支払い期日は月末締めの翌月末払い。
支払い期限までの間隔が長いので、お金に困っているとき使いやすいでしょう。
VISAの機能がついているので、使える店舗が多く、実店舗で使えます。
利用の上限額は3万円。
先にチャージするシステムなので、買い物した額とは金額に差が生じ、無駄が発生しやすいのはデメリットです。
また、チャージ額に応じて、以下のような手数料がかかります。
- 3,000円 〜 10,000円:510円(税込)
- 11,000円 〜 20,000円:815円(税込)
- 21,000円 ~ 30,000円:1,170円(税込)
手数料は他の後払いアプリと比較して高めです。
手数料が安いatone
NP後払いを運営している会社が運営する後払いアプリです。
QRコードが使えるので、対応しているお店なら実店舗でも使えますが、使える店舗が少ないのはデメリットでしょう。
月末締めで翌月20日までが支払い期限です。
請求書が届きます。
給料日が20日以降の方は注意してください。
atoneの利用上限額は5万円。
手数料は209円(税込)と安いです。
メルカリ利用者に便利なメルペイ
メルカリで使える後払いアプリがメルペイです。
メルカリ以外でも、iD加盟店で使えます。
利用する際は、最初だけメルカリアプリ内で「あと払い」の設定をしておく必要があります。
月末締めで翌月末が支払い期日。
手数料は300円です。
バンドルカードの裏技
手数料は少々高めですが、何かと便利なのはバンドルカードです。
例えば、バンドルカードは、Amazonギフト券の購入もできます。
Amazonには大抵のものが売っているので、現金の温存に活用できるでしょう。
おすすめはできませんが、Amazonギフト券は買取業者が存在するので、現金化も可能です。
後払いアプリの審査は関連サービスのチェック
後払いアプリは、クレジットカードのように利用額を後で支払う方法です。
そうなると、審査があるのかが気になる人もいるでしょう。
後払いアプリの利用において、審査はあります。
ただし、信用情報は関係がなく、勤務先への在籍確認もありません。
金融事故歴や延滞歴も照会されないので、利用する後払いアプリの関連サービスで未払いがなければ審査には通るでしょう。
先ほどご紹介した3つの後払いアプリについて、どのような点がチェックされるのか紹介します。
未払いや複数アカウントがNGのバンドルカード
過去にバンドルカードを利用したことがあり、未払いや複数アカウントがあると、チャージできません。
信用情報機関をチェックするような審査はなく、あまり厳格な審査ではないので、利用しやすい後払いシステムです。
atoneはNP後払いに注意
atoneは、運営会社がNP後払いと同じなので、NP後払いの利用状況が審査されます。
NP後払いで延滞歴があると審査に通りづらいです。
信用情報機関へ照会するような審査はありませんが、本人確認をおこなわなければいけません。
メルペイはメルカリの利用状況次第
メルペイはメルカリと連動したサービスなので、メルカリの利用状況で審査されます。
メルカリでの取引で信用が蓄積すれば、限度額も上がっていきます。
メルペイも信用情報機関の照会を伴う審査はありません。
本人確認をしておく必要があります。
また、18歳未満は利用できない点に注意してください。
後払いアプリを活用して給料日前の金欠を乗り切ろう!
新しいサービスであまり馴染みがないかもしれませんが、後払いアプリは、使い勝手の良いシステムです。
一括で支払いが必要なので、あまり高額の買い物にはおすすめできませんが、給料日前の金欠を乗り切りたいときには、気軽に活用できるサービスではないでしょうか。
借金の一種ではあるので、利用金額には気を付けて、どうしても必要なときは活用してみてください。