消費者金融は未成年に厳しい!即日お金が必要なとき検討すべき方法
「急にサークルのコンパに呼ばれた」「今月お金を使い過ぎて仕送りが足りない」など、急に現金が必要なとき、どうしますか?
消費者金融でお金を借りられないかな…と考える人も少なくないかもしれません。
しかし、もし未成年であれば、お金を借りることはそう簡単ではないのです。簡単に考えていると、期待外れな結果が待ち受けているかもしれませんよ。
そこで、この記事では、未成年が消費者金融でお金を借りられるのか、未成年でお金が必要なときはどういう手段があるのかについて解説します。
未成年は消費者金融でお金を借りられない
消費者金融のキャッシングは、20歳以上を対象にしているので、未成年が利用するのは難しいのが現実です。
そもそも、未成年がお金を借りるためには、親の同意が必要です。未成年との取引は、事後、親の一存で解除できるという法律があるからです。親の同意なしに未成年にお金を貸してしまうと、貸し倒れる可能性が非常に高く、リスクが大きすぎます。
親の同意があれば、お金を貸すことそのものは問題ありません。しかし、未成年者が虚偽をはたらいてお金を借りてしまうなどのリスクがやはり高く、未成年に貸さなくても他にお金を貸してほしい人はたくさんいます。
そのため、一般的な消費者金融は、わざわざリスクの高い未成年にお金を貸しません。
銀行も同じです。
銀行や消費者金融のカードローンは、未成年の利用はできないと考えましょう。
未成年がお金を借りる方法はクレジットカードキャッシング
未成年がお金を借りたいとき、何も方法がないかというとそういうわけではありません。未成年がお金を借りたいときに使いやすい方法には、クレジットカードのキャッシングがあります。
ショッピングが主目的のクレジットカードですが、付属サービスとして、キャッシング枠がついていることが多いことをご存じでしょうか。
このクレジットカードのキャッシングは、ATMで現金を引き出して借り入れができる方法。クレジットカードなので、それほど抵抗なく使えるかもしれませんね。
キャッシングの限度額は、未成年の場合は5~10万円くらいです。それほど高額が借りられるわけではありませんが、一時的にお金が必要なときには十分な額ではないでしょうか。これ以上の額が必要な場合は、返済が行き詰まる可能性も出てきますので、お金を借りるより他の選択肢を検討すべきでしょう。
クレジットカードであっても、申し込みには親の同意が必要です。しかし、クレジットカードなら、消費者金融のカードローンと比較して、圧倒的に同意をもらいやすいメリットがあります。
大学生であれば、「学校の教科書を安く買えるから…」などの理由をつけて同意をお願いすると成功率が高まります。
キャッシングではなくショッピングにできないか検討する
クレジットカードなら未成年でもキャッシングも可能ですが、その前に、一度冷静になってください。
今お金が必要な理由は、本当に現金が必要ですか?
もし、ショッピング機能で支払いが可能であれば、ショッピングだと金利が安いので、支払総額が少なくて済みます。
たとえば飲み会なら、みんなの分をまとめてショッピングで支払い、みんなからは現金を受け取る方法も使えます。今は、キャッシュレス化が進み、ある程度現金がなくても生活できるので、本当に現金払いしかできないのか、確認してみてください。
申し込みからなら即日は諦めて
即日お金を借りたい場合、キャッシング枠のついたクレジットカードが手元にあれば、そのカードをATMに持っていき引き出しすることで、即日お金を借りられます。
しかし、今手元にクレジットカードがなく、申し込みからするのであれば、話が別です。
クレジットカードは、申し込みをしてからカードが手元に届くまで、1~2週間かかります。
消費者金融とは違い、クレジットカードの発行は少しのんびりしています。クレジットカードの新規申し込みで即日の借り入れは諦めましょう。
消費者金融は無理でも学生ローンは借りられる可能性あり
消費者金融は未成年が門前払い、クレジットカードだと時間がかかるということで、ピンチに陥ってしまうかもしれませんね。
あまりおすすめできませんが、最後に検討するのは、学生ローンです。
学生ローンなら、未成年でも消費者金融のようにあっさり門前払いにはならず、貸し付けの対象にしてもらえます。
ただし、当然、学生ローンでも親の同意が必要です。
学生ローンは、大手より会社が無名なので、同意してくれる親はそういないでしょう。正直なところ、学生ローンの相談をするくらいなら、親から直接お金を借りる相談をした方がいいのではないでしょうか。
未成年に対して親の同意をとらず、すぐにお金を貸してくれる会社は、間違いなく闇金です。借りてしまうと法外な金利をつけられたり、厳しい督促を受けたりする羽目になり、その先の人生が狂いかねません。簡単に貸してもらえる会社からは、絶対にお金を借りないように注意してください。
親の同意は電話で取るのが一般的
どの方法にしても、親の同意は、電話で確認するのが一般的です。会社によっては、親と同席での申し込みが必要なケースや書類での確認が必要なケースなどがありますので、申し込みをする金融会社に確認してください。
未成年でも消費者金融で即日お金を借りられるケース
ここまでは、未成年は消費者金融でお金を借りられないということをお伝えしてきたのですが、実は、未成年でも消費者金融がお金を貸してくれるケースがあります。
消費者金融がお金を貸してくれるなら、即日借りられます。かなりレアケースと言えるかと思いますが、念のため確認しておきましょう。
既婚者や社会人は無理
まずは、おそらく借りられないだろうと予想されるケースからお伝えします。
それはこの2ケース。
- 既婚者
- 社会人
既婚者も社会人も、法律上は、成人とみなされることはご存じかもしれません。親が契約を解除することはできません。
そのため、既婚者や社会人なら消費者金融でお金が借りられるかもしれないと考える人が少なくないようですが、現実的には貸してもらえないケースがほとんどです。
確かに、消費者金融が親の同意なしにお金を貸しても問題ないのですが、やはり法律上成人扱いとはいっても、年齢は20歳未満。返済能力が乏しいなど、リスクが高い対象であることには違いないのです。
成人か未成年かというよりも、20歳未満への貸し付けを消費者金融はしないと考えておくと良いでしょう。
既婚かつ会社経営者は例外的に可能性あり
消費者金融で借りられる可能性があるのは、このケース。
既婚かつ会社経営者の場合です。
法人の会社を経営しているということは、それなりに責任を負う立場なので、年齢が20歳に満たなくても、信頼度が高いと言えます。当然、会社の規模や事業の安定性など厳しく審査されることになりますが、融資を受けられる可能性はゼロではありません。
既婚で独立して仕事をしていても、個人事業では厳しいです。事業状況によっては、OKの返事がもらえないとも限りませんので、問い合わせてみる価値はあるかもしれませんね。
即日お金を作る方法
さて、ここまで読み進めていただくと、未成年が消費者金融でお金を借りるのは難しそうだという結論に至ると思います。
でも、消費者金融でお金を借りたいと思うということは、とても切羽詰まってお金が必要という状況なのでしょう。
そこで、未成年がお金を作るおすすめの方法をご紹介します。
親に頼む
一番いいのは、素直に親に頼むことです。金利もかからないですし、最も安全です。
まずは、親に頼んでください。「うちの親は難しい…」と思うかもしれませんが、理由があって、返済の目途などの計画性をしっかり話すことができれば、意外と貸してくれる親が多いものです。
本など不用品を売る
本やゲームなど、リサイクルショップに売る方法も、手っ取り早く現金を手にできる方法です。家電製品や洋服など、意外と売れるものは多くあります。スマートフォンやタブレットは高額買取してもらえるかもしれません。
すぐに現金が必要なのであれば、オークションサイトなどではなく店舗に持ち込んでその場で買い取ってもらうほうが良いでしょう。
ただし、リサイクルショップでも、未成年からの買取ができない店舗があります。売る物によることもあるので、先に確認してから行くことをおすすめします。
即日払いのアルバイトをする
親に借りるのと同じくらいおすすめなのは、即日払いのアルバイトをすることです。未成年は体が元気なので、イベントなどの単発バイトがたくさんあります。探せば、すぐにできる仕事は色々と見つかるのではないでしょうか。
先に働いて得たお金ですから、使い方は自由。返済に迫られることなく、最も気持ちよくお金を使える方法です。
いざというときのためにクレジットカードを作っておくと便利
未成年がお金を借りるのはとても大変だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
未成年の場合、消費者金融のカードローンの利用は、現実的ではありません。
即日お金を借りるという点に絞るなら、クレジットカードのキャッシングが最も現実的な方法といえそうです。しかし、手元にキャッシング枠付きのクレジットカードを持っていないと即日の借り入れができません。
いざというときのために、あらかじめ1枚クレジットカードを持っておくと安心です。キャッシュレスの時代ですから、クレジットカードでお金の使い方を勉強するのもいいのではないでしょうか。