消費者金融カードローンは安全で便利!メリット・デメリットを解説
お金を借りたいと思ったときに、消費者金融のカードローンは便利です。興味がある一方で、少し抵抗がある人も少なくないのではないでしょうか。
実は、消費者金融のカードローンは、デメリットよりもメリットがたくさんあります。
もちろん、借りなくていいのであればそれが一番ですが、どうしても必要な時は検討する価値があります。
この記事では、消費者金融のカードローンのメリットやデメリット、利用にあたって心配なことについて解説します。
消費者金融のカードローンはメリットたくさん!
消費者金融は、個人に対して融資している貸金業者です。貸金業法という法律に則って運営されている正当な金融業者。なんとなく悪いイメージを持っている人も少なくないかもしれませんが、悪徳業者ではありません。
TVCMなどで有名なのはプロミスやアコム、アイフルなど。他にも中小規模の消費者金融があります。
消費者金融の商品は、カードローンがメインです。クレジットカードのようなカードを発行して、ATMから現金の借り入れができます。今は、カードレスでアプリを使って借り入れができる商品も多数出てきています。便利になりました。
ここでは、消費者金融カードローンの特徴をお伝えします。
消費者金融カードローンは即日融資してもらえる
消費者金融のカードローンは、審査スピードが最大の特徴といえるでしょう。
即日お金を借り入れ可能なのは消費者金融のカードローン。
早ければ最短30分で結果が出るケースもあります。各社、審査のシステムが整っていて、土日祝でも関係なく審査がスムーズに進み、審査に通ればその日のうちに融資してくれます。
申し込みの時間によっては、当日中の借り入れに間に合わないことがあるので、即日の借り入れを希望する場合は、申し込みのタイミングに注意が必要です。
銀行のカードローンとの主な違いは2つ
カードローンは、消費者金融だけではなく銀行も発行しています。銀行のカードローンは、銀行自体の信用から、消費者金融より良いように感じるかもしれませんが、実は、消費者金融の方が向いている人もいます。
銀行のカードローンとの主な違いは、「即日借り入れ」「金利」の2点と考えられるでしょう。
まず、銀行のカードローンでは、即日の借り入れができません。
どんなに迅速に手続きをしても、処理が間に合わないのです。その原因になっているのが、2018年からスタートした審査時の警察庁のデータベースへの照会。暴力団に資金が流れないようにするための照会手続きですが、警視庁のデータベースの処理に1日以上かかります。この取り扱いは、消費者金融には課せられていないので、消費者金融との審査スピードの差になっています。
警視庁のデータベース照会の回答がスピードアップするようになれば、即日の融資が可能になるでしょうが、今のところまだ難しいのが現実のようです。
銀行の方が良いのは、金利です。
消費者金融と比較して、銀行のカードローンは金利が安い傾向があります。長く借りる予定があるなら、銀行カードローンの方が有利でしょう。
消費者金融カードローンには金利無料キャンペーンがある
消費者金融は銀行より金利が高めに設定されている傾向があるのは事実ですが、短期間の借り入れであれば、消費者金融の方が利息を安くできる可能性もあります。
それは、消費者金融では、金利無料のキャンペーンがおこなわれていることがあるからです。
特に初回の利用に関しては、一定期間の借り入れが金利無料になることがあります。お金を借り入れしている期間によっては、トータルで支払う利息が安くなることも多々ありますので、一概に銀行カードローンの方がお得とも言い切れません。
借り入れの予定を立てて、利息のシミュレーションをしてから消費者金融か銀行か決めるのがお得な借り方です。消費者金融によって、金利無料キャンペーンの内容が違うことやそもそもキャンペーンを実施していないこともあるので色々と調べてみるのをおすすめします。
消費者金融カードローンのデメリット
消費者金融カードローンは、「即日融資を受けられる」「金利無料キャンペーンがある」などのメリットがありましたが、気になるのはデメリットの方かもしれませんね。
ここでは、消費者金融のカードローンを利用するとどのようなデメリットがあるのか紹介します。
金利が割高
まずは、先ほどもご紹介しましたが、金利が割高の設定になっていることが多い点です。
特に、クレジットカードのショッピング機能と比較したときに割高感が際立ちます。現金ではなくてカードで支払えるものなら、クレジットカードのショッピング機能で買い物した方がお得です。
実は、クレジットカードにもキャッシング機能がついています。クレジットカードでキャッシングを利用すると、消費者金融カードローンと同じくらいの金利のことが多いです。
銀行カードローンの金利は幅がありますが、クレジットカードのショッピングより少し高めくらいが多いようです。
金利だけを比較すると、クレジットカードのショッピング、銀行のカードローン、クレジットカードと消費者金融のキャッシングの順に高くなるとイメージしておくと良いでしょう。
返済がリボ払いだとなかなか終わらなくて返済総額が大きくなりやすい
消費者金融カードローンの返済方法は、多くの場合、リボルビング払いになっています。リボルビング払いは、毎月一定額を返済する方法で、数千円程度に設定されています。毎月の定額が低い設定であるほど、返済期間が長くなります。
その上、返済期間中は金利がかかるので、利息をたくさん支払わなければいけません。返済総額が多くなりやすいのが消費者金融のカードローンです。
毎月の支払いが楽なのはメリットとも言えますが、自分で繰り上げ返済などを都度管理して、なるべく利息を抑えるように賢く利用するのがおすすめです。
消費者金融カードローンは家族や知人バレを回避できる
消費者金融のカードローンは、銀行のカードローンと趣旨は変わりません。それでも、あまり良いイメージはありませんよね。利用していることは、秘密にしたいと思う人も多いでしょう。
ここでは、消費者金融のカードローンは家族や知人にバレるのかなど、気になる点についてお伝えします。
家族バレが嫌なら郵便物に注意
家族バレの一番の原因は、郵便物です。家族に消費者金融カードローンの利用を秘密にしたいなら、郵便物に気を付けてください。
消費者金融から送られてくる郵便物は、会社名は記載されていません。「〇〇センター」など、どこの会社か分からない名称で送られてくるので、それを見ただけでは消費者金融からの郵便物だとは分からないでしょう。ただ、会社名としても少し不自然なので、不審に思われる可能性はあります。
また、「親展」といって本人にしか開封しないようにという意味の文字が記載されていますが、家族が開封してしまうと、その瞬間にバレてしまいます。
消費者金融のカードローンは、こうした家族バレを防止するために、郵便物を送ってこないように手続きができます。
WEB明細書の利用が代表的な方法ですが、金融会社によって郵便物を止める方法は違います。申し込む消費者金融について郵便物が発生しない方法を調べて、申し込みの時から注意することで、家族バレは回避できます。
もちろん、返済が滞ると自宅に電話が入るので、絶対に返済が滞らないよう注意してください。
友達にバレることはほとんどない
友達など同居していない他人にバレるリスクが発生するのは、「財布に入れていたカードを見られたとき」と「在籍確認のとき」でしょう。
財布のカードが見られるのは、銀行のキャッシュカードと間違えてうっかり出してしまうようなケース。「クレジットカードだった」などと言ってしまえば、ほとんどの人は分からないので心配しなくていいでしょうが、心配なときは、カードレスで利用するのもいい方法です。
おそらく、多くの方が心配なのは、「在籍確認」ではないかと思います。在籍確認は、個人名でかかってくるので、どこの会社とは分からないのですが、勘がいい人が電話に出ると、何かの審査だということは気づかれる可能性が高いです。
この場合も、「クレジットカードの審査だった」と伝えるのがおすすめです。クレジットカードの審査でも同様の電話が入るので、怪しまれません。
消費者金融は闇金とは違う
消費者金融は、お金を借りるという意味では良いイメージがないのは当然かもしれませんが、中には、闇金のようなイメージを持っている人もいるかもしれません。TVドラマなどで、借金取りに追われるシーンを思い浮かべていないでしょうか?
消費者金融は、最初にもお伝えした通り、貸金業法という法律の範囲で貸金業を専門に運営している金融業者です。預貯金を扱っておらず適用される法律が別という意味では銀行とは違いますが、融資の面では、一般消費者視点ではほとんど違いがありません。
一方、闇金は、違法にお金を貸し付けている業者。ドラマの世界に登場する貸金業者の多くは闇金です。消費者金融とは全く別物なので、消費者金融とは安心して取引できます。くれぐれも、闇金からお金を借りないように注意してください。
消費者金融のカードローンは賢く利用するとお得
消費者金融のカードローンは、借り入れ期間によっては、銀行から借りるよりも利息が安く済むこともあります。
人には知られたくないと思うかもしれませんが、バレないように工夫すれば、安全でお得に利用できるのがメリットです。
即日お金が必要なときは、キャンペーンや郵便物の取り扱いなどを調べた上で、賢く活用してみてください。