今さら聞けない!キャッシュレス決済・スマホ決済の利用方法を解説
最近何かと話題の「キャッシュレス決済」「スマホ決済」。
新型コロナウイルス対策でも、現金を触らないという衛生面で興味を持つ人が増えています。
実際に利用している人もどんどん増えていますが、中には、乗り遅れてしまい、今さら聞けなくなっている人もいるのではないでしょうか。
これからは、キャッシュレス決済・スマホ決済が避けては通れなくなるかもしれません。
せっかくの機会なので、まずは一度使ってみたい人に向けて、キャッシュレス決済・スマホ決済の種類や使い方を解説します。
キャッシュレス決済は3種類
キャッシュレス決済は、現金以外の決済方法のことです。
大きく3種類あります。
- プリペイドカード型
- デビットカード型
- クレジットカード型
それぞれどのような方法か簡単にお伝えします。
プリペイドカード型は先にチャージ
プリペイドカード型の特徴は、決済する前にチャージが必要なことです。
銀行口座からのチャージやクレジットカードからのチャージの他に、コンビニなどで現金からチャージする方法もあります。
チャージを忘れてしまうと決済できないのがデメリットですが、自分でお金のコントロールをできるのがメリットです。
デビットカード型は口座から即時引き落とし
デビットカード型の特徴は、銀行口座から、その場で引き落とされることです。
口座にお金が入っていないと、エラーになり利用できません。
口座でお金の管理をしている人に便利な反面、使った金額が不明瞭になりやすいのがデメリットです。
クレジットカード型は借金
クレジットカード機能をもつタイプと、クレジットカードを連携させて、クレジットカード会社に後払いするタイプがあります。
クレジットカード機能をもつタイプは、利用前に審査を受けなければいけません。
借金のため、後日返済が必要です。
キャッシュレス決済のメリット・デメリット
キャッシュレス決済には、メリットとデメリットがあります。
どのような特徴があるのか理解して利用したいですね。ここでは、キャッシュレス決済のメリットとデメリットをお伝えします。
キャッシュレス決済のメリットは利便性
キャッシュレス決済には、現金決済より利便性において優れている特徴があります。
- 現金より衛生面でメリットがある
- 小銭を扱う時間が短縮される
- 支払いがスムーズで他の人の目が気にならない
- ポイント還元がある
特に最近では、感染症対策としてキャッシュレス決済が注目されています。
キャッシュレス決済のデメリットは実感がないこと
キャッシュレス決済は、とても便利な決済方法ですが、デメリットもあります。
- お金を使っている感覚がなく無駄づかいが増える
- 〇〇ペイというアプリが多いのでどれを選んでいいのか迷う
- お店で使えるアプリ毎にチャージしておかなければいけない
決済の場面では便利ですが、事前の準備に少しの手間が必要なことと、一番のデメリットは、お金を使っている感覚が薄れて無駄遣いが増えがちなことです。
1,000円未満の端数は気にしないザル会計になる人も少なくありません。
こうしたデメリットは、「だから使わない」と考えるより、こうした傾向があることを知って、対策を考えて使うと良いでしょう。
スマホ決済はキャッシュレス決済の一種
キャッシュレス決済の中で、特に注目されているのが、スマホ決済です。
ポイント還元があり、お得に買い物したい人に人気があります。
スマホ決済とは、スマホアプリを利用して決済する方法。〇〇payという名前で各社がアプリを提供しています。
基本的にはアプリにお金をチャージしておき、キャッシュレスで支払いをするものです。
直接デビットカードと連携したりクレジットカードと連携したりしているタイプもあります。
QRコード・バーコードを利用したスマホ決済方法
カードを差し出すだけのクレジットカードやデビットカードとは違い、スマホ決済は少し支払い方法が複雑です。
はじめて利用するときは、使い方が分からず、戸惑うかもしれません。
スマホ決済は、バーコード・QRコードを利用した決済方法ですが、そのやり方には、2通りのケースがあります。
ここでは、スマホ決済のやり方をお伝えします。
ユーザーがスマホアプリで店舗のコードを読み取る
一つ目の方法は、ユーザーが自分のスマホアプリで店舗のコードを読み取る方法です。
手順は次の通りです。
↓
自分で決済額を入力
↓
店舗に決済額を確認してもらい確定する
この方法は、自分で決済を進めていくので、手間に感じるかもしれません。店舗で読み取り機械を持っていない個人店舗で使われていることが多い方法です。
店舗がユーザーのコードを読み取る
大きな店舗では、店舗側で決済手続きを進める方法が採用されています。
手順は次の通りです。
↓
店舗スタッフが専用機器でコードを読み取る
↓
店舗で金額を確定して決済する
こちらの方法は、ユーザーはアプリを提示するだけなので、クレジットカードと同じ感覚で利用できます。
ユーザーのアプリ情報を読み取るために専用機器が必要なので、利用できるかはお店に確認してください。
クレジットカードとの違いはチャージにある
スマホ決済ではなく、クレジットカードで支払えばいいのではないかと思う人も少なくないのではないでしょうか。
クレジットカードとスマホ決済の一番大きな違いは、自分でチャージするかどうかです。
クレジットカードは、現金を使わず決済できる点で、スマホ決済と同じです。しかし、あとから返済が必要になります。
キャッシュレス決済は、銀行口座からチャージすれば、口座残高の範囲で決済しているので、返済不要。
ただし、クレジットカードからチャージした場合は、チャージした金額がそのまま借金になりますので、結局同じです。
クレジットカードからチャージする人は、あらかじめ決まった額をチャージして、月の家計を上手にコントロールすると良いでしょう。
何も考えなければ上限額まで使ってしまえるクレジットカード。
チャージ額を自分で調整できるスマホ決済。
この違いが一番大きな違いと言えます。
どちらが管理しやすいかには個人差があるので、ご自身が利用しやすい方を選んでください。
また、クレジットカードは財布に入れている人も多いと思いますが、スマホ決済ならスマホだけを持ってお買い物に行く事ができますね。
自分が利用する店舗でプッシュしているものを入れて活用してみよう!
スマホ決済を含めて、キャッシュレス決済には、種類が多く、どれを選べばいいのか迷っている人も多いかもしれません。
まずは、自分が良く利用する店舗で導入されているものから入れてみるのをおすすめします。
複数導入されている場合は、その店舗が一番プッシュしているものを選んでみるのも良いでしょう。
お店ごとに導入されている決済方法が違うので、3種類くらい入れておいて使い分ける人もいるようです。
今後、種類はある程度減ってくるでしょうが、キャッシュレス決済にまだ慣れていないうちは、どれか一つを選んで使い慣れておくと良いでしょう。
キャッシュレス決済はポイントが貯まるなど、お得で便利な決済方法なので、上手に活用してみたいです。