自動車保険はコンビニ払いが可能!クレジットカードが使えるかも解説
「自分のタイミングで払い込みをしたい」「銀行口座にお金を入れる時間がない」など、自動車保険料のコンビニ払いを希望する人は少なくありません。
自動車保険の更新では、これまでの支払方法を引き継ぐことがほとんどです。他の支払い方法にはどのような方法があったのか忘れている人が多いでしょう。
新規加入の際、コンビニ払いができるかどうかを選択基準のひとつに考える人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、自動車保険のコンビニ払いについて詳しく解説します。
自動車保険の支払い方法
自動車保険の支払い方法には、複数の選択肢があります。また、お得な支払い方法もあるので、自動車保険選びの際にはチェックしたいポイント。
ここでは、自動車保険の支払方法にはどんな方法があるのかを中心に、支払い方法の種類についてお伝えします。
意外と豊富な支払い方法
自動車保険の支払い方法は「口座振替(引き落とし)」を予想する人が多いかもしれませんね。それだけではなく、実は多くの支払方法が用意されています。
- クレジットカード払い
- ネットバンク含む銀行振替
- 口座振替(引き落とし)
- 払込票:銀行やコンビニ
すべての自動車保険ですべての方法が選べるわけではありませんが、複数の選択肢が用意されていることが一般的です。コンビニ払いもあります。
この中で、自分で振込手続きをする「銀行振替」は、手数料を利用者が負担するケースが多いでしょう。他の方法は手数料がかからないことがほとんどなので、選ぶ際の参考にしてみてください。
支払い方法にこだわりがあるなら、希望の方法が選べるか先に確認が必要です。
最近は、窓口や営業担当者に現金を渡す方法はあまりないようです。安全面でも不安がありますので、何か事情がある場合を除き、現金の受け渡しは避けることをおすすめします。
支払い回数は3択
支払い方法は、主に3種類で、「分割払い(月払い)」「年払い」「長期一括」です。
一般的に、月払いより年払い、そして年払いより長期一括払いが保険料総額は安くなります。
分割払いにして割増になる会社と、一括払いにすると割引される会社がありますが、どちらにしても、一回で支払えるのであればまとめて払った方がお得です。
お得という点では、同じ会社で長く加入しているほうが割引されますし、インターネット申し込みも一般的に保険料が安くてお得なので検討してみましょう。
自動車保険はコンビニ払いできる
本題のコンビニ払いについてです。
「自分の都合が良い日程で支払いをしたい」「領収書を手元に残したい」など、コンビニ払いを利用したい人も多いのではないでしょうか。
上記でお伝えしたように、自動車保険はコンビニ払いが可能です。
すべてではありませんが、コンビニ払いできる自動車保険は多いので、安心してください。ただし、コンビニ払いは条件があります。
ここでは、自動車保険のコンビニ払いについて、利用できる保険と条件をお伝えします。
コンビニ払いできる自動車保険
コンビニ払いできる自動車保険は、たくさんあるので、一覧で紹介します。
- ソニー損保
- AIG損保
- あいおいニッセイ同和損保
- SBI損保
- 東京海上日動
- イーデザイン損保
- おとなの自動車保険(セゾン自動車保険)
- 三井ダイレクト損保
- セコム自動車保険
- 損保ジャパン日本興亜
- アクサダイレクト
- そんぽ24
- チューリッヒ
- 共栄火災
- 三井住友海上
- 日新火災
大手の自動車保険の多くがコンビニ払いに対応しています。
すでに加入している自動車保険が上記にあって、現在クレジットカード払いをしているけどコンビニ払いにしたいという場合も対応してもらえるので、契約している保険会社に相談してみましょう。
利用できるコンビニ
自動車保険のコンビニ払いは、「払込票」でおこないます。
自動車保険の多くの商品がコンビニ払い対応ですが、コンビニ側で対応していないと支払いができません。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
地域が限定されますが、セイコーマートも利用可能です。
払込票の裏に利用できるコンビニの記載があるので、支払に行く前に確認しておきましょう。
コンビニ払いは現金一括払いのみ
自動車保険でコンビニ払いができることや自動車保険の支払い方法には分割払いがあることを紹介しました。
では、コンビニ払いで分割はできるのでしょうか?
また、クレジットカードで支払うことができるのか知りたい人も少なくないでしょう。
ここでは、コンビニ払いで対応できる支払い方法をお伝えします。
自動車保険のコンビニ払いでは分割払い不可
自動車保険には分割払いと一括払いがあります。分割払いは、一回ごとの支払額が少ないので貯金で支払えないときに助かります。しかし、一括払いと比較して支払い総額が多くなるのがデメリット。
一括払いは、一度払えばしばらく保険料のことを忘れていられることや割引が適用されるのがメリット。しかし一度の支払額が高額になることがデメリットです。
自動車保険のコンビニ払いは、一括払いのみ。
分割払いができない点に注意が必要です。
クレジットカードの使用不可
自動車保険の支払い方法には、クレジットカード払いが含まれていました。しかし、コンビニ払いを選択するとクレジットカードは使えません。
自動車保険のコンビニ払いでは、現金一括払いのみ対応しています。
電子マネーも原則不可です。
例外でnanacoは利用可能
電子マネーでの支払いは不可とお伝えしましたが、実は、例外があります。
セブンイレブンで利用できるnanacoのみ、自動車保険のコンビニ払いで使えます。
さらに、チャージするときに「セブンカード・プラス」というセブンイレブン提携のクレジットカードが使用できます。他のクレジットカードからはチャージできません。
このため、nanacoにセブンカード・プラスからチャージしてnanacoで自動車保険料をコンビニ払いするという方法で結果的にクレジットカード払いが可能です。
チャージする際にポイントがつきます。
コンビニで加入できるその他の保険
コンビニ払いについてみてきましたが、コンビニで加入できる自動車保険があるのをご存じでしょうか?
一般的な長期契約の自動車保険ではありませんが、コンビニで加入できるのは簡単ですので知っておくと便利です。
ここでは、バイクの自賠責保険と一日保険をご紹介します。
バイクの自賠責保険はコンビニで加入できる
原付バイクや250cc以下のバイクは、購入時に加入した自賠責保険の期限が切れると自分で加入しなくてはいけません。
購入店で加入できますが面倒に感じる人もいるかもしれません。そんなときは、コンビニで簡単に加入できます。
加入手順はとても簡単です。
ネットで事前予約→マルチコピー機で申し込み→レジで支払い。
支払いをすると、保険標章(自賠責保険に加入していることを証明するステッカー)と自賠責保険のしおり、領収書をもらえます。その場で加入が完了するので便利です。
これもセブンイレブンでnanacoが利用できます。
1日自動車保険
友達の車を借りて運転するとき、1日だけの自動車保険に加入すると安心です。
この1日限定の自動車保険もコンビニで即日加入できます。
- ローソン:ちょいのり保険(引き受け会社:三井住友海上)
- セブンイレブン:1DAY保険(引き受け会社:東京海上日動)
どちらも、24時間補償してくれる保険です。保険適用開始時間を指定できるので、運転開始時間にあわせて契約してください。
補償内容も3つのプランから選択できます。必要な分だけ保険をかけられて、無駄がありません。
契約は、バイクの自賠責保険と同様に、ネットで事前予約後、マルチコピー機で申し込みをしてレジで支払うだけ。とても簡単です。
もし支払いを忘れたら猶予期間について
自動車保険の支払いをコンビニでできるとお伝えしましたが、コンビニ払いのデメリットは、支払日を忘れてしまう可能性があることです。
もし支払いを忘れたらどうなるのでしょうか?
実は、自動車保険には、猶予期間があります。
期限までに支払うのは当然ですが、うっかり忘れてしまわないとも限りません。ここでは、猶予期間についてお伝えします。
猶予期間は3ヶ月
保険は契約なので、料金を支払わなければ契約を解除されます。
しかし、自動車保険は、支払いを忘れても、いきなり契約解除にはならず、猶予期間があります。
その猶予期間は、一般的に3ヶ月。
何度か督促状を送ってくれるので、全く気付かないまま契約解除されるケースは考えにくいです。
自動車保険は、自分のための保険でもありますが、相手のための保険という性質もあります。そのため、支払がないから即解除とはなりません。
支払い忘れに気づいても、慌てずにすぐ支払いをすることが大切です。
猶予期間に事故が起きたら
では、猶予期間中に実際事故が起きてしまった場合の保障はどうなるのでしょうか?
猶予期間ということは、保険料が未払いということです。不安ですよね。
猶予期間中の事故は、猶予期間が終了する前に保険料を支払えば補償してもらえますから安心してください。
契約解除後の事故は、さすがに補償を受けられません。もし未払いがある場合は期日までに支払いをしましょう。
ケガをして入院しているなど事情があれば考慮してもらえるので、支払いが期日までにできない場合は保険会社に相談してください。
また、契約解除後に事故が起こった場合も事情によっては救済措置をとってくれることもあるので、何か困ったことがあれば、一旦保険会社に相談すると良いでしょう。
自動車保険のコンビニで支払いへの変更は早めに連絡しよう!
自動車保険はコンビニでの支払いができる商品がほとんどです。
コンビニ払いは、期日までであれば自分のタイミングで支払いができることや領収書が貰えるなどのメリットがあり、現金一括払いが原則です。
新規契約時だけでなく、更新時の支払い方法変更もできます。しかし、更新時の変更は手続きに時間がかかるので、コンビニで支払いたい場合は、早めに保険会社に申し出てください。